こどもの日は端午の節句と言い、男の子の成長を祝う日になります。
こどもの日には、五月人形を飾りお祝いします。
その五月人形は昔から刀や兜や鎧がセットになったものを言います。
現代では、その風習も薄れ販売している五月人形は、兜のみだとか、弓と刀のみといった簡易的なものになりつつあります。
組み立て方などはこちらでご紹介しています。
こどもの日(端午の節句)は、中国から流れてきた風習と日本にあった風習が合わさり現代のようになりました。
中国から流れてきた風習は、しょうぶやヨモギを飾りること厄払いをすることで、日本の風習は、先程もお伝えした通り、刀や兜、鎧を飾ることで男の子の健やかな成長を祈願し各種の行事を行うことです。
それでは、内容を見ていきましょう!
五月人形はなぜ飾るのか?
金太郎は幼少期の時に、森の動物達VS金太郎で綱引きをし圧勝しています。一番有名な話ですと金太郎本人より体格が大きいクマと相撲で戦い、勝つというお話があります。
そんな金太郎のお話から昔の人は、自分の子供もそんな優しくて強い金太郎のような存在になってほしいと願い五月人形を飾ったんでしょうね。
なぜ兜や鎧などを飾るのでしょうか?
五月人形で兜や鎧を飾る意味は、男の子が病気や事故などの災厄から守り、力強く成長してほしいためです。
なぜなら、鎧や兜は武士にとっては身を守るために着用していたものです。
わが子にも身を守ってほしいとお守りとして飾られたのです。
五月人形の出すタイミングや飾る期間は?
五月人形の一夜飾りは厳禁になります。最低でも1~2週間前までには飾ることをお勧めします。
あまりにも早くから飾るのはお勧めしませんが、少し早めから飾るのは問題ないので時間ある時や動きやすいタイミングで出してあげましょう。
きっと、お子さんは五月人形を見て興奮するはずです♪
一緒に飾るのも良いですよね。
なぜ鯉のぼりを上げるの?
こどもの日に、なぜ鯉のぼりを上げるのでしょうか?
このなぞは、中国のお話が関わってきます。中国では魚の中で唯一鯉だけが滝の逆流に立ち向かい登ろうとするようです。
そんな勇ましい姿から、どんなに辛くて苦しいことでも真っ向から立ち向かっていくような子供に成長してほしいという気持ちを込めて、鯉のぼりを上げるようになったようです。
もし、これが日本からのお話だったら鮭になっていたかもしれませんね。
鮭のぼり・・・しっくりこないですね。
鯉のぼりの先端に付いている、5色は何色?
鯉のぼり先端に付いているのは、吹流しと言います。
「魔除け」の意味があります。なぜ、鯉のぼりに「魔除け」なのか?と言いますと、昔の日本は医療がまだ発達しておらず栄養失調や流行り病などで、命を落とす子供が多かったからのようです。
子供が健康に育つようにと親心から生まれた物みたいですね。
ちなみに、
青(緑)=木
赤=火
黄=土
白=金
黒(紫)=水
を意味しています。
この5つの吹流しは、「魔除け」なので子供だけではなく家族も守ってくれます。5色あることで、力を発揮し家や家族にまとわりついた邪気を払ってくれます。
色とは不思議なものですね♪
こどもの日には、なぜ柏餅を食べるのか?

柏の葉は、新しい芽が出てくるまで、古くなった葉が落ちないでずっと残っています。
この事から、「家の跡継ぎが産まれるまでは親は元気でいる」や「家系が絶えない」という意味があるようです。
個人的にも、柏餅は大好きなので大歓迎です♪
まとめ
簡単ではありますが、お伝えさせていただきました!
子供や親にとっては、イベントごとになります。お子さんからなんで鎧を飾るの?という質問が飛んでくるかもしれませんね。笑
ステキな1日を過ごして下さい!参考にしていただければ幸いです♪